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TOKIOが空を飛んだりエリクソンがソニったり

東京に出張してまいりました。しかしコミケに行く間もなく帰ってきました! そんなわけでついカッとなって新しい携帯電話を買った。後悔はちょっとだけしている。

いよいよ1ドル60円に届こうかというこのご時勢に295ドルのものを3万円で買うというこの愚かしさもまた快感。 何を買ったかといえばソニーエリクソンの「Xperia mini pro」。 もちろんX10 miniのほうではなく、今年出たSK17iのほうですよ?

では今まで使っていたFlipoutはどうしたかといえば、会社の後輩がやけに欲しがっていたので売りました。1万円で。 いまどき新品でも12000円で買えるというのに、愚かな事よ。

で、買ってみてどうかといえば、正直なところあまり感動はありませんな。 FLIPOUT比で全ての面において順当な性能アップなので特にはしゃぐような要素は無い感じ。 とはいえFour Corners Launcherは普通に使いやすいし、HVGAの解像度になって日本語表示も見やすく、 なによりFLIPOUTはネイティブ層がクソ不安定で、Music Playerや検索バーがボコボコ落ちるばかりか、 GMAILクライアントが起動すらままならない状態だったので、これが改善されただけでも随分と快適になりました。

Size overview, FLIPOUT vs Xperia

まずは並べて大きさを比較して見ましょう。本体同士だけだと大きさがわかりにくいので、 隣にDVDのケースを置いてみました。 幅はあまり変わらないのですが、高さがちょっと増しました。ちなみに厚さはだいたい同じくらいです。

Keyboard of Xperia Keyboard of FLIPOUT

キーボードの比較です。左は中国語入力用と思しき記号キーがいくつか含まれています。 FLIPOUTのキーボードは数字キーが独立しているので単に数字が入力しやすいだけではなく、 記号のキー配置がPCのキーボードに近い配置なのが良いですね、記号キーの配置はXperiaはかなり酷い配置、 ハイフンがどこに配置されているのか、かなり探してしまいましたよ。

キーのタッチについてもFLIPOUTのほうが上、というかXperiaのキーはこれまで使ったことのあるPDAと比べてみても 下から数えたほうが早いような貧相なタッチです。プラスチック同士が張り付くような変な感触があるだけじゃなく、 スペースキーなんかは中心部に押した感触が無かったりしますよ。

ちなみに縦画面のときはテキスト入力はソフトウェアキーボードを使うんですが、 Graffiti入力が実用的な速度で動く性能なので、結構な場面がこれで足りてしまったりしますね。

Home screen

ホーム画面は独自UIです。すでにあちこちで書かれていますが、4隅にアイコンを最大4つずつ配置しておくことができます。 1個だけ配置した場合は1タップ、複数配置した場合は1タップ目でアイコンを拡大、2タップ目で選択して起動です。

ちなみにこれらのランチャ部分はホーム画面4*4の領域を角1マスずつ占有していて、 ウィジットが角を占めるように配置した場合、その画面を表示中は角のアイコンは隠れます。

プリインストールのウィジットはSNS系以外はあまり充実していない感じです。 FLIPOUTであったRSSリーダーくらいは標準で入ってればありがたいんですが。 ついでにいうと、Motorola系の端末にプリインストールされている「MotoBlur」は ウィジットがリサイズ可能なのが地味に便利だったんですがね。