一週間たった
クソド田舎に飛ばされてはや一週間、実質何の作業もせずに無駄に過ごしているため、 カラ残業も出来ずに今月の給料はクソみたいな金額になるであろう事が今から楽しみです。
さて、今回の仕事は国営ブラック企業ことCOBOLerの後始末であることは前回にも書きましたが、 そもそも私の担当する仕事は結合テスト〜システムテストにかけての環境準備、テストケース作成だったのですよ、 で。現状は?
答: モジュールの9割がた出来てません。
はぁ、で、どうするんですか?テスト要員で来た我々も実装に参加したほうがよいのでは?
答: 仕方が無いので、プログラミングは後回しにして、先に結合テストをやりましょう。
……ちょっと何を結合するつもりなのか小一時間語ってもらおうか。 「無能」という言葉に対して我々が想像するようなものは、あくまで「有能でない」にすぎず、 現実は遥かに過酷であることを改めて認識した次第です。
ていうかさぁ、最初っから当たり前のように土日込みでスケジュール組んでるのも大概だけどさぁ、 それならそれで作業する内容があるのが前提じゃねぇの? テスト対象のモジュールが未だにさっぱり出来てませんってなら もう手ぇ動かせる奴全員実装に回したほうがいいんじゃねぇのかねぇ。
まぁ、その実装の元になる設計書も、もはや「コードを日本語に直しました」というレベルにすら達していない、 アートとも表現したほうが良さそうな代物なんですが。
そしてこのような惨状に陥ったとき、COBOLerがやることというのは何時の時代、何処の会社になろうとも大差なく、 「会議する」 のですな。
とりあえず、「プログラミング工程がまだ終わっていない」という状況をごまかすために、 「プログラミング工程第1フェーズが終了した」という事にしました。第何フェーズまであるのかを報告してないんじゃ 参考にならないんじゃねぇかと思いますが、まぁそのへんは突っ込まないことにしましょう。
そしてテストに関しては、「完成したモジュールから順次行う」のはいいんですが、まるで完成してないからこの惨状なんでしょうよ。 こんなザマで「リリース期限だけは死守せよ」とかアホですかと。あぁ、この期に及んでまた仕様変更のメールが飛んでましたけど、 アプリ共通部品とやらでまるっと造りが変わってますけど、大丈夫なんですかね?