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糞仕事 in the summer

糞ド田舎に引越させられて糞みたいなCOBOLer仕事をさせられている中、 懲りもせずに「今後の努力目標を決めるため」とかいって面談させられましたよ。なんですか、
「プログラムなんかできて当然なので評価しない、技術力とは仕事を取って来られるコミュニケーション能力だ」
だそうですが、その「できて当然」のレベルに到達してるのが今の現場に何人いるんだかねぇ? 新人研修でもあるまいし、本番で稼動させるコードを書いてる人に対してif〜else文の使い方について説明させられるとはさすがに予想外なんですが。

案件に参画する際に、このプロジェクトは日本初どころか世界でも類がなく、 このシステムの成功が日本経済そのものに影響する重要な案件だとか鼻息荒い説明を受けたんですが、 説明した側のSIer様はその重要さとやらをすっかりお忘れのようで。

まあフレームワークの自画自賛に終始して何をやりたいのかまったく書いてない設計書やら、 コンパイルすら通らないソースを納品して、コンパイルエラーが出ないように修正するのは仕様変更だと言い切れるのは 国営SIer様の特権というやつですか?羨ましいですなぁ。設計書の不備やら一目見ただけでわかる実装の間違いを指摘したら 契約をちらつかせて拗ねやがるしなぁ。

まあ要するに、できたコードや設計書、テスト結果報告などなどの具体的な成果物がありながら、 それを見ても品質の善し悪しが理解できない、つまりは自社の仕事の質すら評価出来ないもんだから 「こみにけえしょんのうりょく」なる曖昧な指標で俺様評価に逃げるしかできないと。 愛想が良くて話上手なら技術不要ってならソープ嬢でも引き抜いてきたらどうかね。

品質といえば、「コードカバレッジ率100%を達成すること」を単体テスト完了の必須条件にするのはいいんですが、 そのためのテスト方法の手引として、「到達不能箇所がある場合はデバッガで変数の値を変更します。」 とか堂々と言ってるのはさすがに面白過ぎでしょう。それはテストなのか??

もうひとつ、来月から業務での運用を想定したシステムテストがはじまるはずなんですが、 「何をテストするか考えるための会議」なんて今頃やってて大丈夫なんですかねぇ?

こんなんだからいつまでたっても馴れ合いで仕事してCOBOL崩れのクソコードが量産されるんですな。 実に喜ばしいことです。せいぜい「日本経済に重要な影響とやらを」及ぼしてくださいなっと。